調子が悪い

コロナ(COVID19)は犬への影響はあるのか。コロナ渦での飼い主さんがとるべき行動。

 

こんな方におすすめ

  • コロナウイルスの犬への影響を知りたい方
  • コロナ渦での飼い犬への対応を知りたい方

 

 

2020年発生したCOVID19、いわゆるコロナウイルスの猛威が11月になっても収まりません。人間への影響はもちろん大事ですが大切なペットへの影響も気になります。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、FDA(アメリカ食品医薬品局)が動物へ、もしくは動物からのコロナウイルス感染について質問に答えていますのでご紹介します。

※内容はすべて2020年11月現在のCDC(http://cdc.gov)またはFDA(http://fda.gov)ホームページの内容に基づきます

 

ペットや他の動物からコロナウイルスは感染するのか?

現在のところ動物を介しての拡散は低いと考えられています。

しかしながら、動物はコロナウイルス以外の病原体も拡散する恐れがあるので、家に帰ってきたら必ず手洗いを行いましょう。また健康な食事をして免疫力をつけておくことも重要です。

 

動物の毛や皮膚がコロナウイルスを媒介することはあるか?

特定のバクテリアや菌を媒介することは知られているが、ウイルスを媒介するという事実はコロナウイルスを含め、今のところ発見されていません。

ただし、動物は時として人間にとって病気の原因となる最近を運んでくることがあります。ペットやほかの動物に触った後は手洗いを欠かさず行いましょう。

 

飼い犬をドッグパークに連れて行っても大丈夫?

犬をドッグパークにつ入れていくことは社会性を学ばせたり、運動のためにとても大切でです。しかしコロナウイルスに感染している人からペットに感染する可能性があるため、家族以外の人との接触は極力避けるべきです。とくに不特定多数の人に囲まれる場所は注意が必要です。

したがって現状ではたくさんの犬や飼い主に囲まれるドッグパークに連れていくことは避けたほうがよいということになります。

いくつかのエリアでは既にドッグパークがオープンしてます。感染リスクを軽減させるためにもパークが提示しているルールに従いましょう。

また、ローカルルールに従う以外にも下記の点を守ることで感染リスクを防ぐことができます。

チェックリスト

  • あなたがコロナウイルスに感染していたり、感染者とコンタクトをしていたら絶対に行かないでください。
  • 飼い犬がコロナウイルスに感染していたら連れて行かないでください。症状としては熱、咳、呼吸困難、嘔吐、下痢などが見られた場合、感染している疑いがあります。
  • 飼い犬がコロナウイルス陽性の場合、獣医に相談して通常の状態に戻るまでどのくらいかかるか確認しましょう。
  • ドッグパーク内では家族以外の人の接触は可能な限り避けましょう
  • ドッグパーク内の共用物は使わないようにしましょう。例えばドッグパークに設置してある水飲み用のボウルなどは使わず、ペットボトルに入れて持参するようにしましょう。
  • 極力おもちゃをドッグパークに持ち込まないようにしましょう。持ち込む場合、持ち帰る場合、ともに十分に洗いましょう。

 

飼い犬をデイケアやグルーミングに連れて行っても大丈夫?

コロナウイルスについてももっと研究が進むまでは極力家族内で面倒を見るようにしましょう。それにより不特定多数が集まる場自体を減らすことができます。

いくつかのエリアではグルーミングやデイケアがオープンしていますが、それらの場所に行くときはマスク着用や6feet以上他者との間隔をあけるなど、施設の案内、ルールを厳守しましょう。

ペットのアイテムは極力持ち込まず、持ち込んだものは、帰宅後必ず洗いましょう。

ペットにはマスクをつけないでください。また、コロナウイルスに限らず、病気の動物をグルーミングやデイケアには連れて行かないでください。必ず事前に獣医に診せに行きましょう。

 

もし自分のペットがコロナウイルスに感染したと思ったらどうしたらいい?

ほとんどのケースでペットへの感染はコロナウイルスに既に感染している人間を経由して発生します。獣医にどういう状況で感染したかを説明しましょう。

もし飼い主自身がコロナウイルスに感染している場合は、絶対に自分で連れて行かないようにしましょう。獣医さんによってはオンラインや電話での問診を行っているのでそれらを利用しましょう。獣医さんが次にどうしたらよいかを教えてくれます。

 

介護施設にペットがいたらどうしたらいい?

コロナウイルスの研究が進むまでは下記のとおり自衛手段をとってください。

チェックリスト

  • 病気の方へペットを近づけないようにしましょう
  • ペットを施設内で放し飼いにしないようにしましょう
  • 施設の住人は極力動物との接触を避けましょう
  • ペットには必ずリーシュをつけて、少なくとも他の人から2メートルは離れるようにしましょう
  • 共有スペースへはペットを連れて行かないようにしましょう。
  • 猫は外に出さず、部屋の中に入れておくようにしましょう。

 

輸入された動物や動物製品は安全ですか?

CDCではアメリカにおいて輸入された動物や動物製品がコロナウイルス拡散の危険があるという証跡はありません。

ただし、状況は刻一刻と変化しているのでCDCやUSDA(米国農務省)の情報を確認するようにしてください。アメリカに輸入される生物や製品はCDA、USDAで許可されたものだけです。

 

野生動物はコロナウイルス拡散のリスクがありますか?

現在のところアメリカにおいて野生動物がコロナウイルスを媒介しているという証跡はありません。

仮に野生動物への感染が拡大していっても、知るすべがないため、ペットを含む他の動物へ感染していく可能性があります。コロナウイルスではなくとも、野生動物は病原体を媒介ことがあるため、何かしらの病気を患っているようにみえなくても、むやみに触れたりしないようにしましょう。

野生動物への接し方としては下記を守るようにしましょう。

チェックリスト

  • ペットを含む家族を野生動物へ近づけない
  • 野生動物へ餌をあげたり、触ったりしない
  • 触ってしまったら必ず手洗いをする。子供がいたら、同様に手洗いをするよう教える
  • 狩猟によって得た野生動物の肉を消費する時は州の野生動物課へ対処の仕方を相談する
  • 動物の死骸に近づいたり、触ったりしない。必ず州の野生動物課へ連絡をする

 

ペット用のコロナウイルステストは受けたほうがいい?

多くのことが研究中のため、テスト結果の真偽が判断できる状態ではありません。したがって現時点ではお勧めしません。

 

犬に感染するの?

未だ解明されていない部分が多いが、ごく少数の犬や猫がコロナウイルスに感染したという報告はあります。いづれもに感染している人間との接触が原因となっています。

 

効果が立証された動物用のコロナウイルス薬は現時点でありますか?

ありません。

 

動物によって感染しうるコロナウイルスが違うというは本当?

本当です。現在猛威を振るっているCOVID19のような症状がでるものもあれば、全く違うものもあります。

そして人間を含む動物は種によってう感染しうるウイルスのかたちが異なり、例えば犬には感染するが人間には感染しないという場合もあります。

 

 

まとめ

まだ研究が十分ではないという前置きがありますが、今のところ動物を経由してコロナウイルスが拡散するという事実はないようです。

ただし、人間を介して感染が広がることは周知の事実なので、基本的にはドッグパークを含め、不特定多数が集まるところには行かないというのが一番ということです。

やむを得ず行かなければならないときは、自身が広めてしまうリスクがないかも含め十分注意して行動するようにしましょう。

 

 

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